くあるご質問

よくあるご質問

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質問お葬式は必要なの?なぜ行うのか?

お葬式は、大事な儀式と私は思っています。だから、結論から申し上げると「必要」だと考えます。誰しも一生に一度しかないお別れなんです。最初で最後となる「お別れの儀式」です。だから、納得できるお別れをして戴きたいと切に思います。 では、なぜお葬式をするのか?シンプルに考えれば「区切り」ではないでしょうか。

「区切り」は生活の中でとても大事な意味が有ると思います。人生において大きな出来事は「区切り」としてその人の人生の中で刻まれます。 「大きな別れ」もその一つです。「お別れ」と言っても、「いつかこの世でまた会えるかも・・・」というお別れでは有りません。この世で会えないのです。

亡くなられた方とは それぞれのご関係とそれにまつわるお気持ちが有るでしょう。一言では表せない色々な想いが有る場合が多いかと思います。その気持ちを胸に、その人とはもう会えない・いらっしゃらない現実を受け止め、気持ちに区切りをつける。 感謝の気持ちなら再確認をする。嫌な出来事はリセットする。そして、これからを歩んでいく。例えば、誕生日にしても結婚記念日にしても、お祝いをしてもしなくても、その日は過ぎていきます。

しかし、お祝いをするからこそ、新たな想い出が生まれ、感謝や喜びの感情が生まれたり再確認出来ます。そして、これからの生活に何らかの影響を及ぼします。そういった「特別の日」の中でも、特にお葬式は大きな意義を持つ「特別な日」であると感じます。

質問お葬式は「誰のため」に行うのか?

こんな当たり前の質問をなぜするのか、疑問に持つ人もきっといらっしゃるでしょう。もちろん、「故人様」亡くなられたご本人に対する気持ちでする儀式ですから、「故人のため」です。 しかし、ご遺族にとっては「故人のため」という意識が重要なのですが、実はお葬式と言う儀式はご遺族にとって大きな意義のある儀式なのです。お亡くなりになられたご本人は、お葬式の光景を見られているのか見られていないのかは、 正直、分かりません。死後の世界は、私にもほとんどの人にも分からないし見えないので、何とも言えないです。

しかし、確実に言えることは、ご遺族は 故人が亡くなられた後もこの世で生きていく訳です。 故人の死後も生きて行くに当たって、大きな出来事ですから、お葬式はご遺族のために行う意味合いが強いのです。だから、最近の風潮で、「終活」といった形で自分のお葬式の事を考えて準備される方が増えて参りましたが、 私がお願いしたいのは、ご遺族の気持ちも考えて、ご遺族が決める範囲も残しておいて戴きたいと思います。大事なのは、「ご遺族が納得できるお葬式」が重要と考えます。だから、私の活動が必要だと感じております。

質問納得と安心のためにはどうしたら良いの?

「お葬式の仕事をしていた」と言うと、お葬式の事はどこに相談したら良いのか分からない・・・とよく言われます。葬儀屋さん・葬儀社に質問することが多いのでしょうが、何でも直接に業者さんに聞いても上手く丸め込まれる気がします。 特に、その業界の事が分からなければ、良い内容なのか普通なのか、高いのか安いのか、必要なのか不要なのか・・・なんて分かりません。お葬式も車を買う時と同じように、内容や条件によって値段は様々ですが、そこそこの金額以上は必要です。

しかし、車の場合は、皆さん予備知識を持っておられますので、けっこう自分で調べて比較検討も出来るはずです。「軽」が欲しい人は「四駆」は買わないし、「サンルーフが要らない」人は知らずにサンルーフが付いて来ることなんてありません。 だから、車と同じように予備知識を付けられると、比較検討が出来ますが、いきなり予備知識が付かないのも現実です。

車の事が詳しくない人は身内や仲の良い安心できる人で車に詳しい人に相談します。保険で有れば最近は「保険の窓口」などの機関で、 自分の希望の内容は どこの保険会社の商品がおススメなのかをアドバイスをしてくれます。そんな形で、予備知識を付けたり、安心できる相談窓口として、葬儀業者ではない立場の私にご相談ください。もちろん、仏壇やお墓や相続など、お葬式に関連することは 何でもご相談ください。 これも、仏壇屋さんや墓石屋さんではない立場で、アドバイスをさせて頂いております。

質問お葬式業界って不透明なの?

残念ながら、まだまだ不透明です。昔に比べて、選べない業界から選べる業界に変わってきましたので、透明性はかなりアップしています。では、なぜ、まだまだ不透明なのか?それは、下記の3点です。

①「準備するのは良くない」「バチが当たる」など お葬式の事を考えることが悪いというイメージが有るので事前相談や事前に情報を集めたくない心理が働く
②頻繁に経験する事では無いので、きちんとした知識や経験を持っている人が少ない
③予備知識や準備していなければ、いざと言う時には余裕がなく、葬儀社を選べない状態でもあるだから、まだまだ不透明なんです。

実際に、24時間365日体制での誰もがやりたがる仕事ではないので、たいへんな仕事でもあります。大変な部分は有っても、やり甲斐の大きな仕事です。その分、目に見えないコストが掛かるので、葬儀はある程度の金額は掛かりますが、不透明さとは無関係です。

質問比較検討しにくい業界って言うのはなぜ?

不透明さの説明でも有りますように、キチンとした知識と経験を持たれている人はほとんどいらっしゃいません。そんな状況ですから比較しにくいのが現状ですが、更に理由としては2つあります。

①葬儀社によって価格やセット内容に違いがある。
②たいていの葬儀社は、生前に会員に成って貰っての割引特典をアピール

しかし、一般価格が高く設定されていれば多額の割引が出来るだから、比較がしにくいのです。 例えば、A社は100万円のコースが会員になれば60万円に。実に40万も値引きしてくれてます。B社は 80万円のコースが会員になれば60万円に。20万円しか値引きしてくれていません。

<どちらを選びますか?>

A社に決まっていますね。
しかし、A社もB社も内容が同じであれば正直な商売をしているのはB社になります。 けれども実際はもっと複雑で、A社とB社でセットの内容が違ったり、仮に内容(項目)は同じでも商品のグレードに差が有ったり、セット以外の商品の単価が違ったりします。だから、単純に、最終価格(割引後の価格)と内容をトータルで判断しなければ、どちらが良いとは判断できません。 値段ばかりに話の焦点を置いてしまっていますが、安いから良いというわけでも有りません。金額だけではない、全体のニーズがどこにあって納得して戴けるか・満足して戴けるかがポイントです。
と申しますのは、葬儀社の施設や設備的な問題もあります。おまけに、葬儀の仕事は担当者の人柄やホスピタリティによって満足度に大きな差が出ます。幾つもの要素が絡んでいるので、比較検討がしにくい業界です。

質問葬儀社選びは「値引き額」で誤魔化されていませんか?

5の「比較しにくい業界」でも書きましたが、葬儀社選びの際に「会員になればたくさん割引してくれる」で葬儀社を選んでいませんか?そんな場合は、もう一度見直しをした方が良いと思います。そのままでもOKな場合も有りますが、葬儀社選びは値引き額や値引き率ではなく 「自分のニーズに合ったお葬式を心を込めてして貰える」かがポイントです。

100万円のコースが会員になれば60万円の会社と、80万円のコースが会員になれば60万の会社。 結局は最終価格は同じ60万円。どちらが良いかは、内容や接客や設備などが分からなければ比較なんて出来ないのです・・・しかし、実際はこんな複雑です。 葬儀社によって内容や仕組みが違うので、値引き額だけで「こっちが得」とは決して思わないでください。しかし、そんなやり方をしている葬儀社が悪いとも限らないのです。 葬儀社の良し悪しではなく、その仕組みが多くて抜け出せていない業界なのです。それは、仏壇も墓石の業界も同じような傾向にあります。

質問なぜ、値引き額や値引き率が大きい会社が多いの?

もともとそういう会社が多いからです。そういう会社に対抗しようとして正直に価格設定しても、インパクトの弱い後発の会社は、なかなか勝ち目が有りません。だから、仕方なく そういうやり方で対抗しがちです。

例えば、A社は100万円のコースが60万円B社は65万円のコースが60万円。 B社のほうが後で出来た会社で、A社と同じ内容のコースを正直に「当社は正直な会社ですからA社で100万円のコースが当社では65万円なんです。
そして、当社は、精いっぱい努力して、会員に成って貰うと5万円の割引をします。正直な商売をモットーにがんばります」なんて宣伝しても、なかなかB社に勝ち目は有りません。しかし、ここで問題なのは、この例で考えると、A社もB社もコース内容も値段も同じと言うことです。 これでは、どちらが良いのか分かりません・・・あとは、設備やスタッフやコース以外の値段や内容など トータルで判断しなければなりません。

質問お葬式はいくらかかるの?

葬式の値段は、いくら掛かるかなんて、色々なご要望を聞かなければ だいたいの金額なんて弾き出せません。 だから、「全国平均」や「地域の平均額」なんて 比較の材料にするのはおかしいです。また、葬儀社によって値段設定なんてバラつきがあるので、そのデータは参考にはなりません。

そして、人のいう事も参考になりにくいのも葬儀業界の特徴です。以前の京都の知り合いとの電話での会話。「親父が亡くなったのですが、お葬式ってお金が掛かりますね・・・」 私は「いくら掛かりましたか?」と尋ねたところ「800万掛かった」との答え。そりゃ、そんなお式も有ります。お参りの方が多くて(返礼品代金)、親戚も多くて(食事代金)、だから祭壇も豪華な内容で、お寺さんもたくさん呼んで(お布施)・・・などと瞬間的に考えました。

プロなので詳しくお聞きすると、そこには葬儀費用のほかにお墓やお香典返しの費用も含まれていました。お香典返しの費用はお香典を受け取られていると香典額以上にお返しの費用が掛かるはずは無いし、本来、 葬儀費用に考えるものでは有りません・・・人の話は、鵜呑みには出来ないなぁと実感致しました。私の場合は、まず、どのようなお葬式をしたいのかを詳しくお聞きします。そうすることで初めて世間相場の金額が見えてきます。

質問家族葬はいくらかかりますか?

最近の事前相談で一番多い相談内容は、ズバリこれです。いきなり、「家族葬ならいくら掛かりますか?」とお聞きになられます。でも、8で書いたように、内容によって・ご希望によって相場の金額は大きく変わります。 家族葬と言っても、3人の家族葬も有ります。30人の家族葬も有ります。 お寺さんや宗教者さんを呼ぶのか呼ばないのか(無宗教)でも謝礼(お布施)の金額も変わってきます。 どのような祭壇デザインをお選びになるかによっても変わります。家族3人でだけで100万円掛ける方も居れば20万円の方もいらっしゃいます。

しかし、高いから良い・安いからダメなんて訳では有りません!各ご家庭やご事情や想いに合わせて、出来る範囲の心を込めたお別れの儀式が重要だと思います。だから、予算が無い・・・と言われても、どのくらいのご予算でどんな想いなのかによっても提案は変わります。

質問家族葬って?

時代に流れと共に、「家族葬」が増えています。私は悪い流れとはまったく思いません。でも、家族葬の誤解も有ります。ひとことで「家族葬」って言っても、家によって「家族」の定義や人数が違います。
同居の方だけが家族なのか? 同居も 家庭によって人数は違います。肉親だけが家族か? 亡くなられたご本人の伴侶と子供とその家族や孫・・・家庭によって人数が違います。でも、お葬式だから 近しい親戚には来て貰わないと・・・ 仲の良い友達には来て欲しい・・・ こうやって考えると、家族葬でのご参列の人数は バラバラで、人数では計れません。

お身内2人だけの家族葬も有れば、親戚が多くて付き合いも深い場合は身内だけで50人や100人の家族も有ります。 仲の良い友達、ご近所さん、サークル仲間も来てもらった方が良い・・・30人の家族葬も有ります。金額でも計れません。参列3人で祭壇周りのお花をキレイなお花でいっぱいにして100万掛ける方もいらっしゃいます。20人だけど、予算30万で何とかしたい方もいらっしゃいます。 では、なにが「家族葬」なのか?シンプルに説明すると、「ご遺族が 参列をして貰う人の範囲を決めるのが家族葬」と考えてください。従来のお葬式は「亡くなられた」という訃報(ふほう)を聞いた方は誰かに伝えます。その人はまた誰かに伝えます。
そして、御縁の有った人達が御通夜や葬儀告別式に参列されます。御遺族は、どこまでの範囲で誰がお参りに来てくれるか、把握は出来ません・・・こういった違いです。家族葬が良いのか? メリットとデメリットが有ります。従来のお葬式(葬儀業界では「一般葬」とも言われます)にもメリットとデメリットが有ります。

質問家族葬は良いのか?

「家族葬って?」は10で説明させて頂きましたが、「やっぱり良いの?」って聞かれても、「良いとも悪いとも言えない」と言うのが無難な回答例です。 それは、メリットもデメリットも有るからです。肝心なのは、ご遺族皆さんがデメリットも理解し上で「これで良かった」と思えたなら、家族葬で良かっんだと思います。

<メリット>
①参列の範囲を決めているので、誰が参列されるのかが事前に見当が付いていて、余計な気を遣わなくて済む。気持ち的に落ち着いてお葬式を営むことが出来る。
②葬式の金額は参列人数に比例しやすいので、従来のお葬式よりは金額的に安く済む傾向は有る。

<デメリット>
①お参りに行きたくても家族葬なので行けなかった人・もしくは知らせて貰えなかったからその人にとっては、寂しくとても愛想のない残念な事に成ったので「お参りに行きたかった・・・」と不満が出る。特に、ご親戚からの声は多いです。 そして、そんな不満をたびたび聞くと、「これで良かったのか?」と後悔する場合が有る。
②予算を少なくした事で「もっと立派にお葬式をしてあげれば良かった・・・」と後悔する人が中には居らっしゃる。
③お葬式が終わってから、たびたびお参りの人が家に訪れたり、お香典やお供え物が 頻繁に家に届く。お悔やみの訪問や電話も多く、予定が狂ってしまう。

「これなら、普通のお葬式(一般葬)でやったほうがトータルで考えれば良かった。 お葬式では手間が掛かるから香典も辞退したのに、郵便で届くと返す訳にもいかないし・・・家族葬をして逆にたいへんだった・・・」なんてことも有ります。 故人様がかなり高齢で友達も高齢だったりお亡くなりになられていて、ご遺族(お子さん)も高齢になられていて故人様もその子供さんも、たくさんの方とのお付き合いが無い場合は家族葬は良いのではないかとは感じます。 この場合のポイントは、御親戚とご近所など これまでもこれからも親交のある人達のどの辺りまで家族葬として訃報をお知らせするかです。

質問お香典辞退って?

地域差も有りますが、お香典を受け取らないスタイルが増えてきています。これも家族葬と同様に良い面も悪い面も有るので、簡単に「良い傾向」とは言えないし、悪い傾向とも言えません。状況によっては悪い場合も有ります。 家族葬と同様に、メリットとデメリットを理解して戴くことが重要かと考えます。

まず<メリット>としては
①お葬式の後、満中陰法要(49日や35日でのご法要)までに香典を頂戴した人達にお返しの準備を致します。
この準備が、数が多いとたいへんになります。そして、その際に、お葬式に来られた際のリスト(芳名録)に不備が有り、住所や連絡先が分からない場合も有ります。それを調べるのもたいへんです。これらが軽減されます。
②お香典は「持ちつ持たれつ」の相互扶助の精神でも有りますから、お葬式に参列する場合は、以前に自分の家のお葬式の時に今回のお家からお香典をいくら頂戴したかを調べる場合が有ります。お互い様なので当然バランスを考えます。それに結構な手間が掛かるようです。こちらも軽減されます。

<デメリット>としては
①参列する側に立った時、ご遺族とは初対面でも故人様には深い想いが有ったとすれば・・・とてもお世話になった、凄く仲が良かった・・・ そんな間柄では、自分の感謝や弔意の気持ちを表すのに参列だけではなく「お香典」もお渡ししたくなりがちです。御遺族には、この関係が分からなかったりしますが、お香典を辞退されていると、このような想いの 人にとっては少し寂しい気持ちに成ってしまう部分も有ります。家族葬の場合は、こんな深い想いの人が、お亡くなりになられたのを知っていてお別れに行けない寂しさも有ります。
②お金に余裕が有る・これからの付き合いはしたくない・・などと誤解される場合が有る。家族葬の増加は、人と人の繋がりが薄くなっている事の表れだとも言われます。 それだけでは無い気はしますので私のアドバイスとしては、 ご親戚からのお香典は断らない方が良いと考えます。これからのお付き合いとこれからのお付き合いが有ります。これは、法要時のお供えも同じ考えです。お受け取りになられる方が無難だと思います。
③予想以上にお葬式の費用が掛かったので、お香典を頂戴すれば良かった・・・働き盛りの人や早くにお亡くなりになられた場合、色んなご関係でたくさんのご参列が有ります。様々なご関係が有るので家族葬ではもちろんしたくは無いので一般葬で執り行います。 想像以上にご参列して戴けて、返礼品(ご参列して戴いたことに対するお礼の御品)の数も多くてその分の費用がかなり増えた。また、こんな場合は地域のしきたりなどで ご飲食代金も予想以上に掛かってしまう場合が有ります。

私のアドバイスは2点です
①御親戚間のお香典は受け取られるほうが良い。これは、ご法要時のお供えも同じ考えです。
②早くに亡くなられた場合は、お香典を受け取られても良いと思います。
3割から半分の金額でお香典の返しをするのが一般的ですが、そのための手間を軽減するために ご参列時にお返しをする方法も有ります。

質問「直葬」って?

 最近、「直葬」という言葉も出来ています。私は「ちょくそう」と読んでいますが、中には「じかそう」と読まれる人もいらっしゃいます。新しい言葉なので、どちらが正しい読み方って決める必要はないとは思っています。
意味としては、「亡くなられて直ぐに火葬」という意味でしょうが、実際は、「亡くなられて直ぐには火葬は出来ません」。亡くなられて24時間経過しないと火葬は出来ません。たいていは、一旦どこかで、ご自宅か葬儀社の安置室か火葬場に御安置用のスペースが有る場合はそちらで、 時間の経過を待たなければなりません。だから、「亡くなられて直接火葬場へ」は無理です。直葬もいくつかのパターンが有って、葬儀社によっても金額や考え方は違います。「直葬」の共通した前提とすれば ・少人数でのお別れ  ・式場と祭壇を使わない ・極力、費用を抑えたいこの3点です。基本的には、「お寺さんなどの宗教者は呼んでの儀式」を行わない場合も多いようですが、 祭壇は組まないし式場は使わないけれど予算の範囲でお寺さんなどの宗教者に来て貰う場合も有ります。

葬儀社によっては直葬では宗教者を呼べないところも有ります。どのような直葬にしたいのか・・・ そこのところを葬儀社と話をして悔いの無い内容にして戴くのが良いと思います。 私は、その辺りのアドバイスやお手伝いも当然させて頂いております。 費用を抑えたい・・・と言われても、葬儀社によって価格は違いますが、ある程度の費用は掛かるのは葬儀社経験者として分かるのでご理解して戴きたいです。それは、お葬式の会社は24時間365日体制を維持するために目に見えない費用が掛かります。

ところで、「直葬」で気になる事が1つあります。直送をお考えの人の多くは「直葬で良いんです・・・」と言われます。なんだか、私にはとても寂しく聞こえてしまうのです。私にご相談の場合は、出来れば「予算の都合上、(費用を抑えたいので)直葬でお願いしたい・直葬が良い」と言って戴けると助かります。 お葬式は金額で判断する物ではないと思っています。 それぞれ色々な状況が御有りになられるので、その状況やご家族に合ったよりベターな内容にされれば 良いと考えます。出来れば、その状況での「ベスト」な私からのアドバイスとご利用者の御判断と成るように精一杯務めさせて頂きます。

質問友引にお葬式はダメ?

「友引」は中国から来た暦の「六曜」から来ていますが、仏教とはまったく関係がなく、迷信です。「友達を引っ張っていく」みたいな意味合いで受け止められて忌み嫌われだしたようですが、もともと「留引」という字だったようです。昔は、月の満ち欠けをベースにした暦の「太陰暦」を使っていて 月の満ち欠けは約30日なので6日周期を1サイクルとしていた名残です。ちなみに、「旬」も10日サイクルの暦で、1ヶ月を3つに分けていました。日本人は語呂合わせが好きなので、このような迷信に繋がってしまっています。

例えば、月の初めての「辰」の日を「初辰」参り=「発達」参りとしています。また、祝儀も不祝儀も偶数の金額だと割り算がしやすいから「別れる」という具合に避けようとします。数字も4と9は「死」と「苦」を連想するからといって嫌います。 これらはすべて迷信ですから、友引にお葬式をすることはお寺さんなどはまったく気にしなくて良いと言われます。満中陰法要も本来の49日ではなく35日でされるケースも、こういった語呂から避けられているのです。それほどまでに、昔は「死」を忌み嫌っていたのか恐れていたのかの名残です。

質問病院とお葬式業者は組んでいるのか?

昔は、お葬式業者にとっては病院は仕事の受注にとっては大きな生命線でした。病院とすれば、病気を治す施設ですので、人が亡くなられると周りの患者さんやご家族の心境を考えて故人様には長く病室にいて欲しくは無いのが正直な気持ちだと思います。
そんな中で、連絡すれば直ぐに駆けつけてご遺体を搬送してくれる業者を確保しておきたいのは自然の流れでしょう。ご遺体を搬送する車を「寝台車」と言って、寝台車を運営している会社の多くは葬儀社か関連会社です。もしくは、その寝台会社はある葬儀社と提携を結んでいたりします。昔のお葬式に対する考え方は次の2点でした。

①「お葬式の事前相談なんて縁起でもない・準備するなんてバチが当たる」という意識を皆さんがお持ちだったので、亡くなる前に葬儀社を決めているなんてほとんどなかった。

②業者も「この地域はここしかない」という選べない業界でした。高齢化社会ではなくお年寄りが少なくて亡くなられる方も少ない時代です。そして、お葬式の仕事を進んでしようと思う人も少なかった時代です。当然、業者の数も少なく「選べない」業界でした。

そんな時代から、少しづつ高齢化が進みお葬式の件数も増えていくと、病院から搬送すると、そのままお葬式に繋がりやすいので、お互いのメリットが重なり合いました。 当然、葬儀社は病院に気に入られるように営業努力をします。こういった図式ですから癒着というより自然な成り行きでした。しかし、近年はお葬式も「選べる業界」に変わり、事前に葬儀社を決めておられる人がかなり増えています。
どこの葬儀社も、「万一の際は、うちの会社に御連絡ください」「病院でうちの会社を指定して下されば大丈夫です」と皆さんに伝えています。だから、亡くなられてから病院側の「寝台車はどこにされますか?」の質問に対しては、昔なら「決めてないのでお任せします」だったのが「○○社でお願いします」とか 「もうこちらで連絡していますので何時に来て貰いましょうか?」というやり取りが増えています。ということは、昔に比べて、葬儀業者と病院の結びつきも強いものでは無くなり、利用者が選べる状況に変わってきていますので、事前相談は ますます重要になると感じています。

質問万一の時は、どうすれば良いのか?

「友引」は中国から来た暦の「六曜」から来ていますが、仏教とはまったく関係がなく、迷信です。「友達を引っ張っていく」みたいな意味合いで受け止められて忌み嫌われだしたようですが、もともと「留引」という字だったようです。

昔は、月の満ち欠けをベースにした暦の「太陰暦」を使っていて 月の満ち欠けは約30日なので6日周期を1サイクルとしていた名残です。ちなみに、「旬」も10日サイクルの暦で、1ヶ月を3つに分けていました。日本人は語呂合わせが好きなので、このような迷信に繋がってしまっています。 例えば、月の初めての「辰」の日を「初辰」参り=「発達」参りとしています。また、祝儀も不祝儀も偶数の金額だと割り算がしやすいから「別れる」という具合に避けようとします。数字も4と9は「死」と「苦」を連想するからといって嫌います。 これらはすべて迷信ですから、友引にお葬式をすることはお寺さんなどはまったく気にしなくて良いと言われます。満中陰法要も本来の49日ではなく35日でされるケースも、こういった語呂から避けられているのです。それほどまでに、昔は「死」を忌み嫌っていたのか恐れていたのかの名残です。

質問友引にお葬式はダメ?

いざという時に慌てないために・納得のいくお葬式をするために・無駄な費用を掛けないために・どうすれば良いのか?
一番良いのは、予備知識を付けることです。そして、事前相談をされることです。 このサイトをご覧になられているように、予備知識を付けようとすることは重要です。私のような役割の者か葬儀社に事前相談されるのが良いです。信頼の置けそうな相談先を見つけておく事です。その活動の中から葬儀を依頼する葬儀社を決めて置かれると、慌てずに済みます。 もし、決めていないのなら、ご逝去の後は下記の流れが良いと思います。

①どうしても知らせなければならない人のみに連絡をする。(その他の緊急を要しない人への連絡は落ち着いてからで大丈夫です)

②身内か親戚か友人かで、相談できる人に「葬儀を行う地域」で「評判の良い葬儀社」を教えて貰う。

③その葬儀社と入院している病院や施設が近ければ、病院に その葬儀社に迎えに来て貰いたい旨を伝える。

④病院と地域で評判の良い葬儀社が遠ければ、その葬儀社に電話をして 相談をする。

まずは、「まだ決めては居ないのだが、評判が良いらしいのでお話を聞きたいのだが、○○病院までのお迎えはどうしたら良いのか?」と聞いて下さい。「当社が参ります」なら「何時頃に到着なのか?」を尋ねてください。 →その時には必ず病院側に何時以降に迎えに来て貰っても良いのか聞いて下さい。処置の時間が有ります。かなり時間が掛かるようなら、病院(施設)に近い搬送会社に依頼した方が良いのか、その葬儀社が迎えに来た方が良いのかをまずは病院と相談し次に葬儀社と相談。

*搬送のみ、葬儀社と違う会社に依頼する場合は、搬送先の自宅や葬儀会館で 葬儀社に待機しておいて貰ってください。そのほうが安心だしスムースです。

*たいていの葬儀社のコースには、この寝台車の病院や施設へのお迎え費用は含まれています。ただし、他社に依頼した場合は、搬送してくれた業者へ寝台搬送料金を払いますが、たいていの葬儀社は その分を他者に依頼したからと言って値引きはしてくれません。 トータルの色んなものを含んでの複合サービス価格なので、そういった仕組みだから安く提供できているという理由から、その中に不要なサービスが有っても値引しない仕組みが多いです。だから、依頼するつもりの葬儀社に寝台搬送は依頼したほうが無難です。 中には、寝台搬送を他社で行っているから、その分はその会社での金額(○○KM分の○○円が含まれます・・・という仕組み)を値引きしてくれる会社も有ります。

*寝台搬送を依頼しても 葬儀をそこの会社で依頼しなければならない訳では有りません。搬送のみで断る事は当然出来るんです。 (注)搬送時の衣類ですが、パジャマなどの入院中に身に付けている衣装なら、お葬式の時に着替える場合が多いので、出来れば、お葬式の際に着ていて欲しい服を病院に持って行き、まだ御体が柔らかいうちの処置の段階で、処置と一緒に御着替えを依頼するのがベターです。 と申しますのは、葬儀社に着替えを依頼すると着替えは当然に別料金に成る場合が多いです。スタッフ一人で御着替えするのは難しいし 硬直されておられると更に難しいので、コース内容には含まれていない場合が多いです。 (注)寝台搬送の搬送先は「ご自宅」か家族葬が御希望で近所に知られたくない場合は葬儀社の安置室か・・・が多いです。

搬送から葬儀社の安置室に入ったからと言って、搬送者の態度や雰囲気が気に入らなかったり、葬儀社の態度や雰囲気が気に有らなければ、葬儀をする会社の変更も可能です。多少の事は辛抱できても、そうでない場合は、最初からそんな状態では 納得しにくいお葬式に成りますので、我慢はされなくても良いと思います。 そんなことでバチは当たりません。 しかし、状況的に変更が厳しい場合も有ります。この辺りが、まだまだ選べる選択肢が少なかったり選んでいる時間がなかったりの、難しい現状も有ります。⑤搬送まで無事に済めば、あとは葬儀社がに任せてながら打ち合わせを進めるだけで大丈夫です。

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